あしはたのサービスの考え方
当事者と支援者
双方の取り組みの好循環を促し
Diversity, Equity & Inclusion
すべての人が働きやすく笑顔で生活できる社会の構築をめざす
発達障害は、生まれつき持っている脳の性質や働き方、その後の発達の仕方に偏りがあることで起こる言語や行動、情緒などの特性なので、“大人になってから発達障害になる”ということはありません。それぞれの特性は子どものころからもっているものです。ただ、子どものころにはあまり問題視されなかった特性が、就職などの環境の変化やストレスの影響で表面化するようになり、大人になってから発達障害の困難に直面することも少なくありません。
脳の機能的制約を障害として捉える「医学モデル」だけでは、発達障害の困難は解決しません。当事者の機能的制約と社会的環境要因が相まって障害が作り出されると捉える「社会モデル」のスタンスに立って、当事者と周囲の双方からの噛み合った取り組みが求められるのです。
その他の支援サービス
訪問型ジョブコーチ
身体障害者・知的障害者・精神障害者・発達障害者・難病・高次脳機能障害などの方の就労支援(アセスメント、支援計画の作成、ジョブマッチング、職場環境の調整、スキルトレーニングなど)を、最長8カ月間、無料(費用は仕事量に応じて国からの助成金で賄う仕組み)で実施できます。
両立支援コーディネーター
癌や難病などにより長期治療が必要な方が、お仕事を継続されていく際の支援(ご相談や就業規則の改定や職場環境の合理的配慮など)について、国の助成金の範囲(1件20万円、企業様が申請)で実施することが可能です。
ストレスチェック支援
ストレスチェックテストの結果を受けて、公認心理師、産業カウンセラー、キャリアカウンセラー、組織コンサルタントなどの多職種連携チームが、メンタルヘルス研修やEAP(従業員支援プログラム)など、メンタルヘルス向上のお手伝いをいたします。産業保健師のご紹介も可能です。
研修テーマ例
・コミュニケーションが難しい社員と共に働く方法を考える研修(大人の発達障害の周辺者を対象)
・SDGs研修(SDGsについて学び、人財を活かす人的資本経営を目指す)
・メンタルヘルス研修(セルフケアとラインケアの両面から、健康経営の礎として社員の心の健康と大切さを考える)
・ダイバーシティコミュニケーション研修(多様な人とともに働く中、生産性の高い職場づくりをかなえる)
・アンガーマネジメント研修(管理職を中心に、心理的に安全な組織づくりを学ぶ)
・人生100年時代、自分らしく生き生きと働くためのマルチサイクルデザインワークセミナー
一般企業で働く大人の発達障がい者の特性と課題への対応方法について周囲の皆様が理解し、個々のケースでどう対応したらよいかを知ることで、問題の軽減が可能になります。管理職や人事の方対象、あるいはチーム全体対象の研修のほか、個々の職場のケース相談も可能です。
メンタルヘルス
今、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」が重要視されています。健康は、従業員の活力向上や組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながることが期待されます。私たちは、従業員の皆様の心の健康を守り、生産性の高い職場づくりをお手伝いします。
キャリアデザイン・組織開発
人生100年時代。個人にとっての働きがいが組織の成功につながる組織開発、人材開発をお手伝いします。
コミュニケーションの改善
コミュニケーションは相互理解や職場の心理的安全性を高める際に最も重要なものです。立場や特性の違いなどを越え、多様な人が理解し合うことができれば、企業の生産性も高まります。1on1などの手法を成功させるためにも欠かせない、積極的傾聴技法やオープンクエスチョン、アサーション、アンコンシャスバイアス(認知の歪み)の見直しなどの研修をご用意しています。
SDGs
SDGsの「誰一人取り残さない」の精神に基づいてSDGs実現の具体策を提案し、人材活用や働きやすい組織環境づくりをお手伝いします。